黒竜江省佳木斯(ジャムス)市管轄下の撫遠市にあるクランベリー栽培基地に収穫シーズンが到来している。栽培期間の後半、日照に恵まれて気温も高かったことから、今年の収穫シーズンは例年より10日ほど早くなっている。人民網が伝えた。
撫遠市のクランベリー栽培基地の収穫現場では、作業員がウエットハーベスティングと呼ばれる方法で収穫する。それはクランベリーの畑に水を張り、木を水没させると、成熟した実が水面に浮きあがってくるので、それを収穫する方法だ。畑には鮮やかな赤色の「宝石」のようなクランベリーの実が水面一面に広がる。
三江平原東部に位置する撫遠市は、地勢が平坦で、黒土は通気性と排水性に優れ、水資源も充足していることから、クランベリーのウエットハーベスティングに適している。同市は、数年前から、現代農業発展に着目して、2014年にクランベリー栽培をスタートした。現在、同市におけるクランベリーの栽培面積は、約280ヘクタールに達している。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年9月23日