河南省洛陽市で進められていた龍門石窟奉先寺の大規模な浸出水処理と危険岩体補強・保護のプロジェクトは、7月21日に奉先寺の断崖絶壁に設置されていた足場と防護ネットの解体撤去作業が秩序よくスタートした。浸出水と危険岩体はこれまでずっと龍門石窟の文化財の安全性を損なう主な脅威だった。そこで2021年12月、同寺で大規模保護プロジェクトが始まり、この2つの問題に重点を置いて修復作業を進め、文化財と観光客の安全を守ることになった。新華網が伝えた。
奉先寺は龍門西山の南方にあり、竜門石窟の中で最も掘削の規模が大きく、最も代表的な磨崖仏龕を有する。鎮座する盧舎那仏は、龍門石窟の中で最も芸術性が高く、規模も最も大きい仏像だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年7月23日