国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は13日、「海巡06」が正式に就役し、台湾海峡初の大型巡航救助船となったことについて、台湾の関係当局が「『海峡中間線』は双方の『互いに侵犯せず、互いに越境せず』の具体的実践であり、大陸は公務執行を口実に台湾海峡の現状を損ない、国際秩序に挑戦しては決してならない」と主張したことについて記者からコメントを求められ、「大陸と台湾地区はどちらも『一つの中国』に属し、台湾地区は中国の領土の不可分の一部であり、いわゆる『海峡中間線』は存在しない。『海巡06』は大型の総合一体化法執行船艇であり、主に海上巡航救助、海上交通事故の調査と処理、船舶汚染監視に用いられ、福建省沿海海域の船舶通航秩序の維持、水上交通の安全確保にとって重要な意義を持つ。『海巡06』就役を自らの主張に利用し、政治工作をし、世論を惑わすのを止めるよう、民進党当局に忠告する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年7月14日