6月6日より、北京市では豊台区全域と昌平区の一部地域を除いて、その他の地域の店内飲食サービスが再開された。活気あふれる北京が戻ってきただろうか。
「友だちと6日の深夜0時ぴったりに海底撈火鍋の店に行くと、なんとすでに開店待ちの人で長蛇の列ができていて、30分ほど並んでやっと店に入れた。火鍋にありつけたのは深夜3時過ぎで、それまでの間、ひっきりなしに客が入っていた」と語るのは、北京市民の呉久さん(仮名)だ。
同店のサービススタッフによると、大勢のお客様が店内飲食が再開されていち早く火鍋を食べようと、深夜になる前から待っていた。扉を開けて様子を見ると数十テーブルがいっぱいになるほどのお客様がいて、並んでもらわなければならなかった。未明3-4時まで、客足が途絶えることはなかったという。
店内飲食再開初日の北京は非常に賑やかだった。6日昼には、西単商業圏の飲食店も久しぶりに客を迎え、近くで働く若者が再開後の最初のランチを食べようと多くやって来たという。
平日の昼間にもかかわらず、レストランの中には満席になり、長い行列ができた店もあった。
火鍋店のあるスタッフは、「今夜の行列は大体、新型コロナウイルス感染症発生前の金曜日の夜くらいの規模だった。6時過ぎに並び始めたお客様は、大体2時間半ほど待つことになった」と話した。
飲食業だけではない。制限が解除された初日には、理美容、ネイル、ジムなどの業界も大盛況だった。雨萍さんはジムが6日に営業を再開すると聞くと、「やっとオフラインで体を動かせる」と思い、すぐにオフライン・プライベートレッスンを1コマ申し込んだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月8日