国防部(省)の譚克非報道官は25日、東部戦区が先日台湾島周辺海空域で実施した合同戦闘即応性哨戒と実戦的演習について、記者の質問に答えた。
【記者】報道によると、中国人民解放軍東部戦区は先日、台湾島周辺海空域で合同戦闘即応性哨戒と実戦的演習を実施した。これを最近の米国と台湾による結託した行動に対する厳正な警告と捉える分析もある。これについて、コメントは。
【譚報道官】我々は、米側と中国の台湾地区によるいかなる形の公的交流や軍事的結びつきにも断固として反対する。「台湾独立」に前途はない。「台湾独立」支持にも未来はない。米側は「一つの中国」政策の遂行、「台湾独立」への不支持を繰り返し明言してきた。だが、しばらく前から態度が悪化して「台湾カード」を切るようになり、「台湾を利用した中国牽制」を企てており、事態を危険な局面へ引き込むのは必至だ。
台湾地区は中国の一部であり、台湾地区問題はいかなる外国の干渉も許さない。中国人民解放軍東部戦区が台湾島周辺海空域で各軍兵種による合同戦闘即応性哨戒及び実戦的演習を実施したのは、米国と台湾の結託に対して、国家の主権及び領土的一体性維持の必要性に基づいて取った必要な行動だ。中国人民解放軍はあらゆる必要な措置を講じて、外部勢力の干渉と「台湾独立」分裂の企てを断固として打ち砕いていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年5月26日