世界保健機関(WHO)は2月15日、新型コロナウイルスに関するウィークリーレポートにおいて、初期データの分析結果から、オミクロン変異株の亜種である「BA.2」は、従来の変異株よりさらに感染力が強いことが明らかになったとしている。デンマークの感染拡大状況をめぐる統計データに基づく計算によると、新変異株「BA.2」は、従来の変異株「BA.1」よりも30%ほど感染力が強いが、重症度に関しては、両者にそれほどの差はないようだとしている。また2月14日の時点で、この派生株「BA.2」は、10ヶ国・地域で主流となっているとした。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年2月18日