中国軽工業連合会が5日に明らかにしたところによると、中国の軽工業は昨年、全体として回復的成長を遂げ、中国国内市場の需要が旺盛で、対外輸出が大幅に増加し、投資家の信頼感が緩やかに回復したという。中央テレビ網が伝えた。
2021年の軽工業の売上高は前年比14.4%増の22兆4千億元(1元は約18.1円)に達し、利益は同7.4%増の1兆4千億元だった。このうち電池製造業界の利益は同34.7%増、自転車、金属、アルコール飲料の各業界は成長率がいずれも20%を超えた。
軽工業全体で輸出が同30%増の9千億ドル(1ドルは約115.1円)を超えた。付加価値額は同11.1%増加して、全国の工業全体の付加価値額増加率を1.5ポイント上回った。国家統計局が統計の対象とする92種類の軽工業製品のうち、生産量が増えたものが53種類を数え、増加した割合は57.6%に達した。
消費財の生産は安定回復し、内需が持続的に強く、価格が回復上昇するなどの要因に牽引されて、軽工業の利益水準が改善を続け、12月の前年同期比の利益増加率は8.1%となり、業界のコスト圧力は一応緩和された。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年2月8日