二十四節気の「白露」を迎えた9月7日、浙江省淳安県屏門郷では、広さ4万ムー(1ム―は約666.7平方メートル)以上もある「中国山クルミ」の林全域で収穫作業が行われた。毎年「白露」が訪れると、農家の人たちは収穫作業を始める。熟した実を木から叩き落とすための竹竿とその実を入れる麻袋を手に山に入り、熟した実を収穫。その後、果肉を取り除き、天日干しにし、炒るといった様々な工程を経て、独特な味わいの中国山クルミの加工品を作り上げていく。新華網が伝えた。
屏門郷は淳安県における中国山クルミの主要な生産地の一つ。現在面積4万8000ムー以上で栽培され、年間生産額は1億8千万元(1元は約17.1円)にも達し、村民の所得を増加させて、豊かにしてくれる重要な産業の一つとなっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年9月8日