ある研究チームがこのほど、1頭の雄マンモスの牙を分析して、その「移動歴」を明らかにした。それによると、地球上で28年間生きていたこのマンモスが歩いて移動した距離は、ほぼ地球2周分に相当することが分かった。中国新聞網が伝えた。
研究チームは、アラスカ大学北方博物館に収蔵されている1万7千年前の化石について、このマンモスがどのように暮らしをしていたかを極めて細かい部分まで分析。同位体分析によって、マンモスがその一生で移動した距離を導き出した。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月18日