広東省疾病予防管理センターは今月12日、新型コロナウイルスの輸入症例2人に対して実施した鼻咽頭スワブからナイジェリアで発見された変異種・B.1.525を検出した。ウイルス分離の作業は現在も行われている。この変異種はこれまですでに世界26ヶ国で確認されている。研究では、同変異種は感染力が強く、中和抗体を回避する現象が起きやすく、再感染が起きる可能性もある。
広東省疾病予防管理センターは、手洗い励行やマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保のほか、換気など、個人レベルでの予防をしっかりと継続するようにと呼びかけている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月15日