新型コロナウイルス感染拡大の影響で一度は開催の中止が決まっていた「ミス香港」コンテストが、奇跡的な復活を遂げた。コンテストを主催する香港のテレビ局・無線電視(TVB)は、「開催中止」から再び「開催」に方針を転換し、8月30日夜、将軍澳電視城で最終審査が行われ、10人の美女が、優勝・準優勝・第3位および部門賞である「ミス・フレンドシップ」と「ミス・フォトジェニック」の5つの栄冠を目指して競い合った。香港現地メディアの報道を引用して環球網が伝えた。
激戦の末、エントリーナンバー8番の海外在住の謝嘉怡(リサ・ツェー、25歳)さんが、「ミス・フォトジェニック」と「ミス香港」のダブル受賞を果たした。また、エントリーナンバー2番の陳棹怡(セリーナ・チャン)さんが、その「ミラクル・ボディ」で準優勝を獲得し、第3位にはエントリーナンバー4番の郭柏妍(ロジータ・クォック)さんが選ばれた。
「ミス香港」と「ミス・フォトジェニック」の栄冠を獲得した謝嘉怡さんは、今回唯一、海外からの出場。彼女は、香港の芸能人「ファット・ママ」ことマリア・コルデーロ(Maria Cordero)の推薦を受けて、今大会にエントリー、ネットユーザーからは、「ここ数年で最も美しいハーフの女性」と称賛の声が挙がっている。
「ミス香港」コンテストは、香港で行われている大型ミスコンテストで、民間団体がスポンサーとなり1946年にスタートした。1973年に香港電視広播有限公司がスポンサーを引継ぎ、その後は無線電視(TVB)が主催している。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年9月1日