国家衛生健康委員会疾病予防管理局の公式サイトは18日、「社会一般の科学的なマスク使用ガイド」を発表した。新型コロナウイルスの感染が続く中、どのような人がどのような状況下でマスクを外せるか、どのような人がマスクを必ず使用するかについて指導するものだ。環球時報が伝えた。
▼社会一般
自宅、屋外、人が集まっていない、風通しが良好という状況であればマスクを着用する必要はない。職場、買い物、飲食店、会議室、生産ラインなど人が密集する場所、またはエレベーターや公共交通機関などを利用する場合。中・低リスクエリアではマスクを携帯(使い捨て医療用マスクまたは医療用外科マスク)し、他者と距離が近い場合(1メートル内)にマスクを着用する。高リスクエリアでは使い捨ての医療用マスクを着用する。
咳かくしゃみなど風邪の症状が出ている人の場合は、使い捨ての医療用マスクまたは医療用外科マスクを着用する。自宅で隔離中の人、完治し退院した人と共同生活する人については、使い捨ての医療用マスクまたは医療用外科マスクを着用する。
▼特定エリアにいる人
(1)人が密集する病院、バスターミナル、列車駅、地下鉄駅、空港、スーパー、飲食店、公共交通機関、コミュニティ及び職場の出入口などの場所。中・低リスクエリアの職員は、使い捨ての医療用マスクまたは医療用外科マスクを着用する。高リスクエリアの職員は、医療用外科マスクまたはKN95/N95及びそれ以上のレベルの防護マスクを着用する。
(2)刑務所、老人ホーム、福利院、精神衛生医療機関、及び学校の教室、建設現場の寮などの人が密集する場所。中・低リスクエリアでは日常的にマスクを携帯し(使い捨ての医療用マスクまたは医療用外科マスク)、人が密集する場合、または他者と近距離接触(1メートル内)する場合にマスクを着用する。高リスクエリアでは、職員は医療用外科マスクまたはKN95/N95及びそれ以上のレベルの防護マスクを使用する。その他の人々は使い捨ての医療用マスクを着用する。
▼重点の人
新型コロナウイルスの感染の疑いのある患者、感染確定者、無症状の感染者。新型コロナウイルスの濃厚接触者。入国者(入国開始から隔離終了まで)。医療用外科マスクまたは排気弁なしのKN95/N95に合致する防護マスクなどを着用する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年3月19日