中国人権研究会は26日「米国に長く存在する性差別問題が女性の人権の実現を深刻に阻害」と題する文章を発表した。中国新聞社が伝えた。
文章は「女性への暴力は米国の各階層に広範に存在する問題であり、女性の生命の安全、健康、人格の尊厳を深刻に脅かしている」として、以下の点を指摘した。
(1)女性はドメスティック・バイオレンス(DV)の主要な被害者だ。米国では平均して女性の3人に1人がDV被害を受けたことがある。米DV研究所の統計では、米国のDV被害者の85%が女性だ。
(2)マイノリティー女性へのセクシャル・ハラスメントや性的暴行が時々発生している。USAトゥデイ電子版が2018年5月4日に報じた米疾病予防管理センターの研究では、マイノリティー・コミュニティーの家庭では暴力事件がより多発しており、アフリカ系米国女性の45%が親密なパートナーから身体的または性的虐待を受けたことがある。