香港で過激な暴力犯罪が発生し続けている。だが常軌を逸していることに、米議会はこともあろうに、いわゆる「香港人権・民主法案」を可決して暴力犯罪を美化し、暴力・破壊・略奪・放火を後押しして力づけ、中国の内政に乱暴に干渉したのである。暴乱を煽動するこのような悪行は正義に反し、国際法と国際関係の基本準則に背くものであり、国際社会から唾棄されるのは必至だ。(人民日報「鐘声」国際論評)
過去5カ月余りの間に香港で一体何が起きたのか、少しでも良識のある者なら難なく結論を得られる。暴徒は狂ったように暴力と破壊をはたらき、公共交通を破壊し、警察を襲撃し、一般住民に傷害を加え、多くの香港住民の身の安全や言論の自由など基本的人権を深刻に脅かした。彼らは運行中の列車に火炎瓶を投擲し、キャンパスを「武器工場」に変え、正常な法執行にあたる警察要員に対して狂気じみた攻撃を行い、無辜の市民に公然と火を付けた……香港の法治と社会秩序が深刻に踏みにじられているのに、何をもって人権・民主と言うのか?民主の名の下で実際にはテロが行われるのを容認できる国が世界のどこにあるのか?
暴行は人類文明の守るべき一線を越えており、いわゆる「平和的デモ」なる隠蔽のための布は、すでに完全に引き剥がされている。香港警察当局は厳正に法を執行して暴力を制止しているという、きちんとした報道がなされると、国際メディアは黒衣の暴徒の「黒色テロ」を暴露し始めた。ある香港市民が暴徒によって深刻な火傷を負った後、オーストラリアのヘドリー・トーマス記者は「恐ろしい暴行だ」と驚きの声を上げた。日本人観光客一名が暴徒に殴打されると、SNSでは外国人ユーザーが「これのどこが平和的デモなのか。明らかに犯罪だ」と怒りの声を上げた。香港の大学キャンパスが暴徒に占領されると、各国の大学はやむなく自校の交換留学生を呼び戻したうえ、「暴力活動はすでに新たなレベルに達した」と警告した。こうした暴徒は文明と秩序の守るべき一線に挑戦し、香港を深淵へと押しやりつつあるというのが、国際社会の一致した認識だ。