第26回北京国際図書博覧会で今月22日、中国の辞典「現代漢語詞典」のアプリ版が発表された。北京青年報が報じた。
アプリ版は、第7版の「現代漢語詞典」の内容全てのほか、「新華同義詞詞典」、「新華写字字典」、「通用規範漢字字典」などの辞書を基に、類義語と反義語(約1万組)、類義語の分析(約3000組)、漢字の正しい書き順(3500字)、語彙の難易度なども盛り込まれている。辞典に盛り込まれている6万9000語の発音音声は全て、中国中央テレビ局(CCTV)の著名なアナウンサー・李瑞英氏が担当した。
紙媒体の辞典と違い、アプリ版「現代漢語詞典」には、発音記号のピンイン、部首などによる検索機能のほか、手書き入力による検索、音声入力による検索、カメラを使った検索などのデジタル化検索機能も搭載されている。その他、アプリ版には、オリジナル機能「1日に1ワード学習」があり、ユーザーは分類別語彙から学習範囲を選択し、的を絞った語彙の学習をカスタマイズすることができる。入念にまとめられた分類別語彙機能は、それぞれが小さな辞書のようになっており、ユーザーは分野ごとに語彙を学習することができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年8月23日