ネットドラマ「長安十二時辰」の最終回が近づくなか、結末を先に知りたくなった一部のファンが徹夜で原作を読み始めており、小説の販売量が増加している。読書アプリの書旗小説と天猫図書が発表した最新データによると、「長安十二時辰」の過去1ヶ月の電子書籍閲覧者数は先月より818%増、紙の本の販売量は862%増となっている。洗練された衣装・メーク・小道具とやや時代がかった優雅なセリフにより、本作は口コミ評判、視聴回数ともにピークを迎えている。原作がベストセラーになっていることは、本作が一部のファンだけではなく広く好まれていることの証明でもある。北京青年報が伝えた。
スマホでの読書や本の購入が便利になるにつれて、原作の販売も勢いづいている。これまでも、「人民的名義(In the name of people)」や「白夜追凶(Day and Night)」などの映像作品が人気となったことで、原作小説もネット上で売り切れたり、セット販売が行われたりする状況が起きていた。電子書籍の閲覧は、ネットユーザーが見ているドラマの原作を読む最良の手段になっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月7日