春節(旧正月、今年は2月5日)には大晦日の夜に花火を打ち上げ、一家団欒を楽しむ。さらには帰省する子供たちのために親たちが年越し料理を準備するというのも、正月ムードを盛り上げる要素の一つだ。人民網が報じた。
1月20日、貴州松桃苗(ミャオ)族自治県大坪場鎮に住む劉少超さんと妻の楊紅連さんは朝早くから起きて、春節に備えて、「豆香干」を作るために、マメを挽き、火を焚いて湯を沸かし、コンロを掃除した。「豆香干」は、苗族伝統のマメ料理で、こして、あぶり、煮込むなどの約10工程全てを手作業で行う。
劉さんは母親の符紫先さんの実家に伝わるレシピに従って豆香干を作っている。劉さんで少なくとも4代目の継承者になるという。
符さんは、「もうすぐ春節だが、長男は別の都市で働いているため、今年は帰ってこれない。そこで今日は特別に豆香干を作って、息子に届けるつもり。息子が帰ってこれなくても、実家の豆香干を食べることで、故郷の味を忘れないでほしい」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年1月24日
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