中国の宋の時代に生まれ、すでに約2000年の歴史を誇る四川省の成都銀花絲は、2008年に国家級無形文化財リストに登録された。銀花絲の製造工芸は複雑で、その造りは精巧だ。1本1メートルの箸のような太さの銀料を1000メートルの長さまで引き伸ばしても切れることはなく、髪の毛と変わらぬほどの細さにまで伸ばしていく。中国新聞網が伝えた。
職人たちは設計図に基づき、銀の絲線を異なる太さに捏ねて、図案の輪郭をまず形作っていく。その後、異なる技法を用いて、輪郭の中の模様を埋めていく。全ての工程は手作業で行われており、1対のイヤリングを作るだけでも、1週間かかるのだとという。(編集TK)
「人民網日本語版」2019年1月10日
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