国家航天局への取材によると、月探査機「嫦娥4号」は北京時間12月30日午前8時55分に月周回軌道で軌道変更コントロールを実施し、予定されていた月裏側着陸準備軌道に入った。人民網が伝えた。
科学技術者は4時55分、北京宇宙飛行制御センターで、嫦娥4号に姿勢調整・軌道変更データを入力した。嫦娥4号は8時54分にエンジン点火に成功し、軌道変更コントロールを開始した。地上測量・制御ステーションは8時56分、リアルタイムのリモートセンシングデータから、嫦娥4号がすでに月から平均で約100キロ離れた月周回軌道で軌道変更コントロールに成功し、近月点約15キロ、遠月点約100キロの月周回軌道に入ったと判断した。
嫦娥4号は12月12日に月接近制動の実施により月周回軌道に入ってから、月周回軌道の修正を2回行い、中継通信衛星「鵲橋」と4回の中継リンクテストを行った。レーザー測距、3次元イメージング、マイクロ波測距・速度測定などのナビ・センサーの軌道上でのテストを行った。探査機が予定されている着陸エリアに入り、機を見計らい月裏側軟着陸を実施するための準備を整えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月2日
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