習近平国家主席は12日、エクアドルのモレノ大統領と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「双方は上層部及び各分野・各レベルの交流を緊密化し、戦略的な意思疎通を強化し、互いの発展路線に対する相互理解・支持を増進し、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題において、引き続き断固として支持し合う必要がある。中国側はエクアドル側が『一帯一路』共同建設に参加し、インフラ整備、生産能力、農業、情報技術、新エネルギー、環境保護分野の協力を共に推進することを歓迎する。エクアドル側が中国市場を積極的に開拓し、中国発展のチャンスを共有することを歓迎する。中国の対エクアドル融資協力は完全に平等互恵とビジネス原則に基づくものであり、いかなる政治的条件もつけない。エクアドル側が中国系企業のために良好な投資環境を創造し、その合法的権益を保護することを希望する。双方は人的・文化的交流、科学技術交流を奨励し、法執行協力を実施し、正常な人的往来、経済・貿易関係を保障する必要がある」と指摘。
「中国とエクアドルは重大な国際・地域問題で立場が同じか近い。緊密に調整・協調し、共同で多国間主義を維持し、グローバル・ガバナンス体制改革を後押しし、途上国の正当な権益を守る必要がある」と強調した。
モレノ大統領は「中国側の『一帯一路』イニシアティブは重要な国際公共財であり、両国を緊密に結びつけもする。エクアドル側は積極的に参加し、広範な分野で協力を実施したい。エクアドル側は対中輸出を拡大するとともに、中国・中南米企業家サミットを主催し、科学技術革新の分野で交流し、参考にし合いたい。国連の持続可能な開発のためのアジェンダなど多国間の事柄で中国側と意思疎通と調整を強化したい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月13日
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