中国国家級無形文化財である薬浴。その中国の「チベット医学薬浴療法」が28日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の人類無形文化遺産に登録された。29日に青海省チベット医学院薬浴科を取材した。薬浴科7楼には薬を煎じるための球形の大鍋が並び、その中には幅30センチ、高さ20センチの白いガーゼの煎薬用の袋が入っており、薬を煎じる際にはこの袋を入れて水を注ぎ、蒸気で薬を加熱する。2時間後には輸送パイプを通じて、直接下の階にある各病室の浴槽に薬湯が届けられる仕組みになっている。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年12月3日
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