吉林省東北虎園で20日、ジャイアントパンダの「嘉嘉(ジャアジャア)」と「夢夢(ムンムン)」の歓送セレモニーが開かれた。「嘉嘉」と「夢夢」は、2015年6月25日から正式に同園で暮らし始め、中国の高緯度地区におけるジャイアントパンダ長期飼育プロジェクトの先駆けとしての役目を担い、寒冷な気候の環境下でジャイアントパンダを飼育する上で貴重なデータを蓄積した。中国新聞網が伝えた。
セレモニーを終えると、「嘉嘉」と「夢夢」は輸送用の檻に入れられ、長春空港へと運ばれた。同園によると、この約3年間で、2頭のパンダは東北地方の気候と環境に完全に適応し、健康状況は良好で、体重も順調に増えただけでなく、発情の兆候も見られ、繁殖に適した時期に達したという。そこで中国ジャイアントパンダ保護研究センターは「嘉嘉」と「夢夢」を都江堰基地へ戻すこと決定し、2019年のジャイアントパンダ繁殖計画に参加させる計画であることを明らかにしている。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年8月22日
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