イラクの首都バグダッドのカラダ地区にある閑静な2階建ての建物を取材に訪れたところ、無痛針治療や電子針治療、カッピングといった治療を施し、多くの人に慕われている鍼灸師のサバホさんが患者の治療を行っていた。サバホさんは1997年から中国の北京や山西省などを何度も訪れ、現地の中医学病院で鍼灸を学んだ。そして様々な知識を学んだ後、帰国し、自ら中医学のクリニックを開業しただけでなく、政府の委託を受けて、現地の鍼灸師トレーニングの講師も引き受けている。医者や薬品が不足しているイラクにおいて、鍼灸は現地の住民により多くの選択肢を提供している。新華網が伝えた。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年6月29日
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