中国外交部(外務省)の陸慷報道官は27日の定例記者会見で、オーストラリアで成立見通しの新法が「中豪関係を一層悪化させうるか」について質問を受けた。
【記者】報道によると、オーストラリアは外国政府からの内政干渉を防ぐために新法を成立させる。ターンブル首相は法案審議の際、中国の影響に関する懸念される報道に言及した。同法案の可決は中豪関係を一層悪化させうるか。
【陸報道官】法律制定はその国の内政であり、われわれは原則的にノーコメントだ。
このところ、関係方面が中国要因を関わらせようとする発言をし、さらにはむやみな推測をしていることについては、中国外交の最も根本的で長きにわたり奉じ続けている原則が、他国への内政不干渉であることを改めて強調したい。われわれはそのように発言し、そのように行動してきた。われわれは世界の全ての国が国際関係において他国への内政不干渉という原則を奉じることも希望する。各国ともに冷戦思考を棄て、相互尊重と平等性を基礎に、相互交流・協力をより良く推し進めることを希望する。そうすることが各国の人々の利益によりかなうと、われわれは信じる。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月28日
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