中国聯通の陸益民総経理は26日に行われた聯通国際協力パートナー会議で、「聯通は2019年にも5Gの商用化テストを実施し、2020年の商用化を目指す」と述べた。「北京商報」が伝えた。
陸氏によると、「中国聯通はすでに16都市で5Gの大規模テストを始めており、19年には業務応用モデル事業と商用化テストを行い、20年の商用化を目指す。これと同時に、22年の北京冬季五輪の通信サービス分野の協力パートナーとして、5G技術を利用して、世界の億単位の観客にあらゆるシーンの、超高精細のバーチャル体験を提供することを目指す」という。
商用化実現の時がますます近づき、3大キャリアは5Gネットワークの計画を急ピッチで進めている。中国電信もこの日、「中国電信5G技術白書」を発表し、同技術部の何志強総経理は、「中国電信はSA(スタンドアローン)標準を採用して5Gネットワークを構築する」と述べた。
また何氏は、「中国電信が5Gで目標とするネットワークの構築物は『3つのクラウド』、すなわち『接続のクラウド』、『コントロールのクラウド』、『転送のクラウド』からなる。『3つのクラウド』を擁する5Gネットワークは、業務の各シーンに応じて柔軟に計画を立てられる融合型ネットワークになる見込みだ」と述べた。
中国電信は同白書の中で、「5Gの中核ネットワークである中国電信は、SAに基づくネットワーク構築プランを採用し、コアネットワークの相互操作を通じて4Gネットワークと5Gネットワークの協同を実現し、さしあたりeMBB(超高速大容量)のさまざまなシーンでのニーズに対応することを主要任務とする」ことを明らかにした。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月27日
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