昨年の各種中国語試験の受験者数が650万人に

教育部（省）と国家言語文字工作委員会はこのほど「中国言語文字事業発展状況2017」を発表し、標準中国語の普及が進み、その国際化が目に見えて加速し、国民全体の読書率が著しく高まったことを明らかにした。中国青年報が伝えた。

教育部の担当者によると、昨年も「国家通用言語文字レベル試験」の受験者数の増加が続いており、「普通話(標準中国語)レベル試験」の受験者は延べ666万5400人（前年比62万2400人増）に達した。「漢字応用レベル試験」の受験者は2万人以上で、前年比40％近く増加した。「少数民族漢語レベル試験」の受験者は39万7000人で、前年比5万9000人増加しており、各試験の成績も年々高まっている。

中国語の国際教育に関しては、昨年世界で孔子学院14ヶ所と孔子課堂40ヶ所が新設され、累計で世界146ヶ国・地域に孔子学院は525ヶ所、孔子課堂は1113ヶ所となった。孔子学院本部は累計世界130ヶ国・地域に「漢語水平考試」（HSK）試験会場計1100ヶ所を設けた。昨年新設されたのはこのうち34ヶ所。年間の各種中国語試験の受験者数は650万人で、前年比8.33％増加した。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年5月31日