中国の崔天凱駐米大使は4日「中米の経済・貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。いかなる貿易戦争の鼓吹者が両国民の利益を損なうことも断じて認めない」と表明した。北京日報が伝えた。
崔大使は同日米モンタナ州のバレエ団と中国大使館の懇親会で「モンタナ州と中国の協力に新たな進展があった。最近の協力の成果はトランプ大統領の先月訪中時の、モンタナ州産牛肉の輸入合意だ。この合意が速やかかつ有効に実行されることを希望する」と表明。
中米の経済・貿易関係については「互恵・ウィンウィンが本質だ。協力して初めてウィンウィンがあり、対立すれば必然的に損なわれる。短期的にも長期的にも、貿易戦争は中米両国経済を直接損なうのみならず、世界経済に対する人々の自信に打撃を与え、将来の発展に暗い影を落とす。その時真っ先に被害を受けるのは、世界の二大エコノミーである中米だ」と述べた。
モンタナ州選出の上下両院議員も、モンタナ州と中国には独特な関係があり、芸術交流を通じて友好関係の橋を架けることは相互理解を強化し、親善を深める助けになるとの考えを表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月6日
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