ニューヨークで第72回国連総会に出席している王毅外交部長(外相)は21日、日本の河野太郎外相と会談した。新華社が報じた。
王部長は、「今年は中日国交正常化45周年で、双方は経験を総括し、初心を忘れずに、政治の基礎を守り、デリケートな問題を処理しなければならない。そして、それを基礎に、双方は未来に向かい、相手をライバルではなくパートナー、脅威ではなくチャンスと見なさなければならない。政治の基礎がしっかりとし、正確な認識を持っていれば、中日関係は、健全に、安定して発展し、両国と両国の国民に益をもたらすことができる」と語った。
また、「日本が戦後に制定した平和憲法や非核三原則は、法的保障となり、国際社会が日本を再び受け入れることができたほか、日本が戦後発展するための好条件を整えた。その平和的な道を日本が今後も歩み続けるのかに、多くの人が懸念を抱いており、日本は世界に向けて、その姿勢を表明する必要がある」と指摘した。
それに対して、河野外相は、「日本は、日中国交正常化45周年を機に、中国と共に努力し、両国関係が直面している困難を克服し、ハイレベルな交流を適時展開し、メカニズムに基づいた対話を行い、両国の関係が一層改善するよう取り組むことを望んでいる」としたほか、「日本の平和憲法の精神を堅持し、非核三原則を堅く守るという基本原則、立場が変わることはない」と強調した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年9月23日
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