ニューヨークで第72回国連総会に出席している中国の王毅外交部長(外相)は現地時間18日、キッシンジャー元米国務長官と会談した。中国新聞社が伝えた。
王部長は「中米の交流回復から今年で45年になる。過去45年間の中米関係発展の歩みは、協力が両国にとって唯一の正しい選択であることを物語っている。今年初めに米新政権が発足して以来、互いの努力で、中米関係は平穏な過渡を実現し、前向きな進展も遂げた。双方は習近平国家主席とトランプ大統領の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、戦略面の相互信頼を強化し、協力分野を拡大し、溝を適切に管理・コントロールする必要がある。特に習主席の招待によるトランプ大統領の年内公式訪中の各準備を仕上げ、訪問の成功を確保し、中米関係の一層の発展を推し進め、両国及び両国民により良く幸福をもたらす必要がある」と表明した。
キッシンジャー氏は「交流回復以来、両国関係は歴史的発展を遂げ、両国及び両国民に確かな利益をもたらした。現在の情勢下、米中は幾つかの分野で溝があるが、さらに協力の習慣を確立し、協力分野を拡大することが完全に可能だ。トランプ大統領訪中時に双方がいくつかの具体的問題を解決し、今後の中長期協力のために良好な基礎を築くことを希望する」と表明した。
双方は朝鮮半島情勢などの問題についても話し合った。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月20日
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