食器の形には、橋の要素が盛り込まれている。(画像:デザインチーム)
晩餐会の食器デザインは、伝統文化の審美的元素である「青緑の山水」が豊かに盛り込まれた細密画の画法が採用され、精微きわまるタッチで描かれている。構図全体は趣深く厳かで、清新な境地が表現されている。デザインには全て、西湖の実際の風景が使われている。例えば、お茶・コーヒーセットのシリーズは、西湖の蓮の花やハスの花の形をデザインのもとにし、ポットの取っ手部分は水滴からヒントを得ている。
西湖のほとりをぶらぶら散歩すると、大小さまざまな橋が最も深く印象に残る。今回のG20サミットのロゴは、20本のラインを使って橋のアウトラインを描いたものだ。橋は、晩餐会用食器の模様に使われているだけではなく、食器そのものの形にも、橋の要素が取り入れられている。
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