2020年の五輪は日本で開催されるが、2回目の五輪開催となる東京は、リオ五輪閉幕式の「8分間のプレゼンテーション」で、人々に広く親しまれているキャラクターであるドラえもん、スーパーマリオ、キャプテン翼などのキャラクターを使用することで全世界との距離を縮めた。4年後の東京五輪はスポーツの祭典というだけでなく、きっとアニメと科学技術の祭典となるかもしれない。新華網が伝えた。
2020年東京五輪は、ロボットの使用率が最も高い五輪になるといわれている。競技場に科学技術が集結されるほか、舞台裏でも多くのロボットが選手と観光客にさまざまなサービスを提供するという。
メディアによると、東京都のある「政府委員会」は現在、都全体にロボットを設置する大型プロジェクトに着手している。「未来志向型社会」の提案では、ロボットと情報技術はさまざまな年代と国の人(障害者を含む)を支援できるとされた。
お台場近郊に作られる「ロボット村」は選手村にもなるという。60フィートの巨大なガンダムの像が立っていることですでに有名な場所だが、2020年にはさらに多くのロボットがここで人類に貢献することになる。日本は五輪会期中に、毎日約92万人の外国人が東京に訪れると見積もっている。その時、ロボットは通訳、ナビゲーション、タクシー配車などでサポートできる。当然ながら自動運転車が登場すれば、車そのものもロボットになるだろう。ホテルからショッピング、羽田空港から帰国するまで、親切で丁寧な個人ロボットがホテルのチェックインから、荷物を持ち、エスコートし、さらに車で東京スカイツリーの観光にまで連れて行ってくれるとは想像するだけで素晴らしく目新しい旅となるにちがいない。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月25日
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