実際、2015年9月に租租車が世界で初めて中国の免許証にベースにした国際免許証をうち出した。中国初の、世界180カ国・地域でレンタカーを走らせることのできる同免許証は、「道路交通条約」に基づき、国際基準を厳格に踏まえて9カ国語に翻訳されており、世界の大手レンタカー企業や保険会社、現地の法律に有効なものと認められている。
業界関係者は、「免許証の公正証書および翻訳文書に比べて、租租車がうち出した国際免許証は有効期間が3年と長く、複数のレンタカー会社で何回でも使用でき、これまでの翻訳文書のように各国語版をそろえるのが面倒で携帯にも適さないという問題や公正証書の費用の高さといった問題を解決し、中国の海外ドライブ旅行に免許証の標準化・利便化を求める市場ニーズに応えるものとなった」と話す。
阿里旅行は今後、租租車と提携して「飛行機+ホテル+レンタカー」や「現地旅行商品+レンタカー」のパッケージ商品をめぐって新たな協力モデルを模索し、中国人海外観光客向けにより整った、スムースで、便利なドライブ旅行体験を提供していくとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月10日
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