求職サイト・猟聘がこのほど発表した「2016年第2四半期就職報告書」によると、求職者の間で国有企業に最も人気があり、求人1人に対して平均40.72人の求職者があるという。また就職状況が好調な産業のトップはオンラインゲーム産業で、平均年俸は36万7500元(1元は約15.6円)で全産業のトップに立った。「京華時報」が12日に伝えた。
第2四半期(4-6月)の全産業の人材不足指数(TSI)は1.20ポイントで、第1四半期(1-3月)に比べて26%上昇し、上昇傾向が目立ち、全体として就職状況が好調であることを示した。報告書によれば、就職状況が好調な産業番付では、インターネットや新技術に関連した産業が上位に並び、オンラインゲーム産業が1位だった。就職状況が不調な10産業には、銀行、機械製造業、不動産業などの典型的な伝統的産業が並んだ。
全産業の平均年俸番付の上位10産業は、ネット・情報技術(IT)やビッグファイナンス関連の産業が多かった。オンラインゲーム産業は36万7500元で1位になり、2位はファンド・証券・先物取引・投資産業、3位は不動産開発産業だった。
7大産業分類の企業・機構型企業のすべての求人の平均応募者数をみると、国有企業が最も競争が激しく、求人1人に対して平均40.72人の応募がある。次は外資系独資企業・外資系企業事務所の平均38.15人、その次は国内上場企業の平均35.96人だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月13日
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