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中国製のエボラワクチン、海外で臨床研究の許可を得る

人民網日本語版 2015年10月12日11:21

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シエラレオネ現地時間10日午前、解放軍軍事医学科学院生物工学研究所の陳薇研究員が率いるチームが独自に開発した遺伝子組み換えエボラワクチンは、シエラレオネ倫理・科学評価委員会の倫理面の許可、薬学理事会の臨床研究許可を取得後、シエラレオネで正式にII期臨床試験を開始した。中国製のワクチンが海外で臨床研究許可を受けるのはこれが初めて。中国人科学者が海外に進出し、ワクチンの臨床研究「ゼロ」を打破した。人民網が伝えた。

今年3月にジュネーブで開かれた、世界保健機関(WHO)のエボラワクチン国際会議において、中国の代表団は中国製ワクチンの特長を次のように紹介した。

(1)エボラウイルスに特化しており、世界で唯一臨床研究の段階に入った2014遺伝子型ワクチンだ。

(2)安定性が高く、世界で初めて凍結乾燥注射剤を採用した。摂氏37度の環境で2週間以上安定的に保管でき、ワクチンの冷却条件を確保するのが難しい西アフリカでも広く使用できる。

(3)安全性が高く、臨床結果によって高い安全性と免疫原性が証明されている。

シエラレオネ政府代表団は中国側に対して、中国が同国でワクチンの臨床試験を実施することに期待感を示した。中国が独自開発したエボラワクチンは現在、アフリカ初の臨床試験のワクチン注射を完了している。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年10月12日

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