北京大学考古文博学院教授の陳凌氏が率いる発掘調査隊は、新疆ウイグル自治区南部の新和県通古斯巴什古城の北東部で、金箔が貼られた壁、朱砂もしくは青金石の粉が塗られた壁、金箔が貼られた像の残骸、仏塔の最上部にある相輪などを発見した。陳氏は、「同遺跡は当時の世俗的な生活を反映しており、長く学術界で考えられていたような、単なる唐代の駐屯・屯田の跡地ではない。また出土品を見ると、この古城の建設が始まったのは今から1700年ほど前の魏・晋の時代のはずだ」と説明した。新華網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月2日