国家国防科技工業局が発表した情報によると、中国最大の輸送能力を誇る長征5号ロケットが、8月17日午後4時35分に北京市で動力システム「芯二級」の2回目の試運転に成功した。今回の試運転によって、長征5号の重大地上試験が締めくくられ、今後の発射場での合同訓練、初打上げの成功に向け堅固な基礎を築いた。人民網が伝えた。
今回の実験に用いられた「芯二級」の直径は5メートルで、無毒・無汚染の液体酸素と液体水素をロケットエンジン推進剤とする。芯二級は点火後、実際の打上げ手順に基づき2回の起動・点火に成功し、モジュール設計案の正確性と作業の協調性を検証した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月18日