韓国保健福祉部(省)は3日、韓国国内でMERS(中東呼吸器症候群)の確定診断を受けた患者は30人(中国で感染が確認された1人を含む)に増え、うち2人が死亡、感染した疑いのある人は398人に達したと発表した。韓国衛生部門は感染予防対策を強化、同日の時点で、MERS患者と緊密に接触したなどで隔離措置の対象となっている人は1364人と大幅に増えた。また、韓国メディアの報道によると、韓国時間3日午後5時の時点で、韓国全国の554校が、休校措置あるいは休校準備措置を講じており、うち439校は首都圏の京畿道地域にあるという。新華社が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年6月4日