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人民網日本語版>>カルチャー

「芸妓」「武士」…世界全域で人気を博しているハリウッド映画 (2)

人民網日本語版 2015年01月29日07:56

■「SAYURI」(2005)

失われつつある芸術である芸妓は、華麗な見かけの裏に、人生の暗い影を背負っている。米国人作家、アーサー・ゴールデンの同名小説を原作とする映画「SAYURI」の物語は、主人公さゆりの回想(モノローグ)シーンから始まる。時代は、1929年から第2次世界大戦の終わり、幼い頃に両親と引き離されて置屋に売られた後、芸妓として1人で必死に生きてきたさゆりは、栄誉と恥辱にまみれた自分の人生を振り返る。

本作で最も興味深い点は、日本の芸妓3人の役柄をすべて中国系女優が演じていることだ。このため当時の日本メディアは同作品に対し辛めの評価を下した。この気持ちは、確かに理解できる。


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