28日夜、湖南衛視で好評放映中のテレビドラマ「武媚娘伝奇」が放送を中止し、2015年元旦から放送再開することが発表された。湖南衛視のテレビドラマ部門公式微博(ウェイボー)「青春劇透社」は、突然の放送中止について、「技術的原因」とコメントしている。記者が得た情報によると、同作品の急な放送中止の原因は、同局の時代劇の放送割当枠の超過である可能性が高い。このほか、同作品は「過激すぎる」ことで、放送中止による調整を余儀なくされたとする意見もある。新華網が伝えた。
◆過激な内容、再編集後に放送へ
同作品の放送開始後、多くの視聴者は范氷氷(ファン・ビンビン)が演じる武媚娘(武則天)の美しさに魅了された。宮廷内の争い事のシーンは、「甄嬛伝(日本名は「宮廷の諍い女」)の表面を模倣し唐朝版にしただけ」と批判されているものの、視聴者はこの美男美女揃いで、豪華な美しい衣装が売りのドラマの鑑賞を続けている。しかし、歴史をありのままに再現しようとするがゆえに、女優が胸をあらわにするシーンも多々出てくる。ある業界関係者は記者に対して、「同作品は確かに過激すぎで、緊急の放送中止となった。検閲当局は制作者側に、未放送の内容の編集をし直して検閲にかけるよう求めている。検閲に通過すれば、元旦に放送再開となる」と述べた。
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