天宮で宇宙授業を実施 今後も科学普及活動を継続
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6月26日午前、有人宇宙船「神舟10号」の3人の宇宙飛行士が、勝利を収めて凱旋した。中国国務院新聞弁公室は同日に記者会見を開き、中国有人宇宙プロジェクト弁公室主任の王兆耀氏、中国航天科技集団公司副総経理の袁潔氏、中国宇宙飛行士科学研究訓練センター主任のトウ一兵氏を招き、ドッキング目標機「天宮1号」と神舟10号の有人宇宙飛行任務の関連情報を紹介した。人民日報が伝えた。
今回の神舟10号・天宮1号の任務の注目点は、宇宙授業だ。宇宙飛行士の王亜平氏は、聶海勝氏、張暁光氏の協力の下、全国の6000万人以上の小中高生に向け宇宙授業を実施し、無重力環境下の独特な物理現象を示し、宇宙-地球の交流を行った。
王氏は次のように述べた。
宇宙授業は国内外から反響を呼び、青少年の心に希望の種を植え、科学を尊び宇宙を愛する意欲に火をつけた。
このような活動は、今後も継続される。宇宙授業は、有人宇宙事業の資源を利用し行った、科学普及教育活動の一環に過ぎず、今後も地球と共同で一連の活動を展開し、科学普及活動を続けていく。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月27日
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