中国東北地区初の原子炉が稼働開始 国産化率が75%に
中国東北地区初の原発「遼寧紅沿河原発」の1期プロジェクト1号ユニットが6日、商業運行を開始した。原子炉1基の1日あたりの発電量は2400万kWhに達し、大連市の4分の1の電力を賄える。同1号ユニットの国産化率は75%に達し、中国原発設備の製造能力がまた一歩向上した。人民日報が伝えた。
紅沿河原発は中国広核集団有限公司、中国電力投資集団公司、大連市建設投資集団有限公司が、45%・45%・10%の出資比率で共同建設し、中国広核集団有限公司が独自に設計した改良型加圧水型原子炉技術「CPR1000」を採用した。一重集団大連拠点が製造した同1号ユニットの原子炉圧力容器は、中国初の100%の知的財産権を持つ、独自に製造した100万kW級原子炉圧力容器だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月7日