米国は現在、世界TOP500のスパコンの過半数を占めており、圧倒的な優位を示している。中国大陸からは65のスパコンが入選しており、昨年11月の72からやや減少したが、依然として2位をキープしている。以下、日本は30で3位、英国は29で4位、フランスは23で5位、ドイツは19で6位となった。
専門家は、今後新たなスパコン競争が行われると予想する。天河1号は2010年11月に首位になったが、半年後に日本の京にその座を明け渡した。その後米国のセコイアとタイタンが首位を争奪し合った。中国科学院計算機ネットワーク情報センタースパコンセンターの遅学斌主任は、「天河2号の首位は一時的なもので、他国も投資を拡大し、すぐにより高速なシステムが登場するだろう」と予想した。イリノイ工科大学コンピュータ学部主任の孫賢和教授は、「日本の科学者は高性能計算会議で、天河2号を上回るコンピュータを作ると表明した」と述べた。
「TOP500」は1993年より毎年2回に渡り、この世界で最も権威あるスパコンランキングを発表している。同ランキングはLinpackと呼ばれる実測速度を基準とし、全世界のスパコンの格付けを行っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月18日
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