山東省青島では連日、零下7℃近くまで気温が下がる中で、臨沂市臨ジュツ県に住む周元武さん(83歳)は物乞いをしながら、拾得物についてのプレートを掲げて落とし主を探していた。
黄島区で働いている周さんの息子が4日前、ある市民の身分証と銀行カードを拾った。落とし主が困っているだろうと考えた周さんはその日のうちに拾得物についてのプレートを作り、物乞いの合間に通行人に見せて落とし主を探している。通りかかった青島市民はこの状況を知ると、周さんに暖かい上着を贈ったり、物乞いの容器に小銭を入れたり、街角で売られている食品を買ってきたりと心遣いを見せた。「中国新聞網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月13日
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