上海市 科学技術型零細企業への貸付を支援
零細企業の資金不足を解消するため、上海市科学技術委員会は科学技術信用貸付「3シリーズ」商品計画における最後の商品「微貸通」を発表した。これは「3+X」(3は信用貸付・履行保証・ 微貸通、Xは企業の特別な需要に基づく個性化された金融商品の開発を指す)科学技術信用貸付システムの構築の完了を意味し、科学技術企業の異なる融資需要の全面的なカバーを実現した。微貸通の初試行の総額は4億元に達し、300社以上の科学技術型零細企業が融資を獲得する見通しだ。人民日報が伝えた。
微貸通の正式名称は、「科学技術型零細企業微貸通貸付」で、売上高が200−1000万元(約3200万−1億6000万円)の創業期にある科学技術型企業を対象とする。微貸通の申請を行う科学技術型企業は、保証会社に貸付の元利と2.5%の保証費用を支払えば、保証会社は保証書を発行する。銀行はこの保証書を基に企業に貸付を行う。銀行の貸付金利は、基準金利を20%以上上回ってはならない。企業が期日通りに元金を返し利息を支払った場合、上海市科学技術委員会は企業の保証費用の50%を負担する。つまり企業が期日通りに元金を返し利息を支払った場合、実際の借り入れコストは約8.5%になる計算だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月21日