HSBC製造業PMI 11カ月ぶりの低水準に
香港上海銀行(HSBC)は24日、今年7月の製造業購買担当者指数(PMI)初期値は47.7%で、11カ月ぶりの低水準になったと発表した。「人民日報」が伝えた。
製造業生産指数の初期値は48.2%で、前月の48.6%を下回り、9カ月ぶりに最低を更新した。
HSBCの中国担当チーフエコノミスト兼経済研究アジア太平洋連席主管の屈宏斌氏によると、この数字からわかるのは、受注が減り、在庫の増加が加速し、製造業に鈍化傾向が続いていること、今後は労働力市場にかかる圧力が増大するとみられることだ。中国政府が最近成長率の「下限」を強調するのは成長の安定を保ち、雇用を維持するのが狙いで、PMI初期値はミクロ調整政策による経済成長の安定の必要性をよりいっそう強調しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月25日