中国移動 4G入札をスタート
第4世代移動通信(4G)の営業許可証の交付はいまだに一つの未定事項だが、中国移動(チャイナモバイル)は前倒しで4Gをめぐる入札活動をスタートさせている。中国移動の調達・入札サイトによると、同社は2013年にTD-LTE(中国独自の4G規格)のネットワーク設備の入札を本格的にスタートさせ、規模は基地局20万カ所を超える見込みという。「京華時報」が伝えた。
同社の入札公告をみると、今回の入札は集団入札で、対象地域は全国31省・自治区・直轄市に及び、規模は基地局約20万7千カ所、アンテナ計55万本に上る。これは相当な規模の集団入札だ。ある設備メーカーの関係者によると、基地局20万カ所が完成すれば、中国は米国や日本を抜き、世界最大のLTEネットワークを擁する国になるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月25日