ATM約4割で銀行間振込が可能に 銀聯新サービス
【中日対訳】 1台の現金自動預払機(ATM)に1枚の銀聯デビットカードがあれば、ほかの銀聯カードの口座にいつでもすぐに振り込みができるようになる。これは中国銀聯連合商業銀行が現在、全国で普及に努めている新しい便利なサービス「銀聯カードATM銀行間振り込み」で、巷では親しみを込めて「我が家の振り替えサポーター」などと呼ばれている。現在、全国のATMの約4割で同サービスの利用が可能で、中国銀行をはじめとする全国規模の商業銀行12行と浙江省農業信用社などの地域レベルで銀行業務を取り扱う機関が同サービスを全面的に取り扱っている。カードをもつ人は銀聯公式サイトの「決済商品のイノベーション--銀聯カードATM銀行間振り込み」のページで、同サービス取り扱い銀行のリストを検索することができる。
このサービスの最大の特徴は、同サービスを取り扱う任意の2つの銀行が発行した銀聯カードであれば、この2つの銀行間でATMによる相互振り込みが行えるということだ。これにより2つの銀行の距離を問わず、リアルタイムの送金が可能になる。振り込みの取引額は2012年には前年比30%増加し、今年第1四半期(1-3月)には前年同期比70%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年5月20日