ネットでお年玉が流行 平均480元
【中日対訳】 春節(旧正月、今年は2月10日)の「紅包」(お年玉に相当)の習慣が時代とともに進化している。インターネット決済サービスの支付宝によると、今年の春節連休期間(2月9-15日)にはインターネット経由で紅包を贈ることが人気を集め、支付宝を通じてのべ164万件の送金があり、前年同期に比べて77%増加した。1件あたりの平均額は480元だった。「京華時報」が伝えた。
支付宝生活応用事業部で送金業務の責任者を務める朱暁蕾さんによると、ネット紅包の流行は、春節を居住地以外の場所で過ごす人が多いことが原因だ。支付宝を通じて送金すれば、顔を合わせることはできないが、心は伝わる。支付宝では送金時に添える注意書きでメッセージを伝えることができ、「妻に贈る紅包」、「パパとママからの紅包」、「1500元は3人の子へのお年玉、残りはパパとママに」、「新年の紅包、パパとママと2千元ずつ」などと添えられているという。
支付宝のまとめたデータによると、今年の春節に支付宝を通じて贈られた紅包の平均額は480元だった。このうち目上の人から目下の人へ、また夫妻間で贈られる紅包は支付宝の口座に送金されるケースが多く、1件あたりの平均額は約320元だった。目下の人から目上の人へ贈られる紅包は銀行カードの口座に送金されるケースが多く、1件あたりの平均額は1200元だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月19日