京東商城 7億ドルの資金調達を完了 (2)
普華投資の副総裁、マトリックス・パートナーズの中国高級投資マネージャーの汪軍氏は、「京東商城はIPOの下準備を進めており、費用性投入を資本性投入に変えようとしている。これは同社の収益を支えるだろう」と述べた。
京東商城は今回、Cラウンドの資金調達を行った。莫氏は、「今回の資金調達は、多くの潜在的な競合他社に対して目に見えない圧力を与えるだろう。2013年、中国オンライン小売市場で、新たな資金調達競争が起きる可能性がある。京東商城はその後、自社の経営安定化を進めると同時に、多くの競争圧力に直面するだろう」と予想した。
京東商城は今回調達した資金を、企業経営、新事業の発展、物流システムの建設強化などに充てる。消息筋によると、同社は現在アジア最大のスマート化物流センター「亜州一号」の投資建設を進めている。これは全国的なプロジェクトだ。上海市嘉定区の「亜州一号」は2013年末に稼働開始する見通しで、毎年300−400億元の売上を支えることが可能になる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月18日