独身の日 売上が350億元を突破、新旧業態を融合 (3)
楊氏は、「小売業界の旧型・新型の業態であるECと実店舗は、決して相容れぬ関係ではない。小売業界の発展の過程を見ると、新たな業態が誕生するたびに古い業態に大きな衝撃をもたらすが、最終的な結果は融合による発展となる」と述べた。
ECの圧力を受けた伝統的な業態は、より積極的にモデルチェンジを実現しようとする。伝統的な業態はサプライチェーンの能力を強化し、効率の高い物流システムを構築する。
その他にも、積極的に新技術の活用を試みている。家電量販店・蘇寧電器、ショッピングセンター・銀泰商業集団、大型スーパー・大潤発、AV機器メーカー・歩歩高を始めとする企業は、インターネットへの進出を開始している。中国チェーン経営協会の統計データによると、2012年の中国トップ100のチェーン店企業のうち、60数社がオンライン販売を実施しており、運営するオンラインショップの数が70店を突破した。
今年の独身の日に、銀泰商業集団は天猫のオンラインショップを新装開店した。同社は35店の実店舗の関連商品もセールの対象とし、消費者によりよいサービスを提供した。積極的なモデルチェンジも、多くの見返りをもたらした。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月12日